サプリ通販代理店のバイトがラクで緩かった

私が26歳の頃にアルバイトを始めた会社での出来事です。その会社は大手サプリ会社の代理店でアルバイトと従業員合わせても40人くらいな小さい会社だったのですが、私の仕事はサプリを電話で注文してくるお客様の電話対応と注文情報を入力する仕事を朝の9時から夕方16時までやっていました。

宣伝広告などをだした時は少し忙しかったりしたのですが、その他は1時間に電話が1本なるかならないかぐらいで、ほとんどアルバイトの友達と毎日おっしゃべりして時間が過ぎており、仕事という感覚がなくなっていました。社員などもかなり緩い方ばかりで、普通バイトがしゃべってたりすると怒るものですが、怒ったところで仕事もないですし、手伝うこともなく、たまにサプリについての説明などもありましたが簡単なことばかりで楽勝でした。

社員でひどい人は居眠りとかではなく完全にデスクで寝ている人などもいるぐらいで、よくこの会社は続いていけるなぁ~と疑問に思ったぐらいです。お客さんなども常連の年配の方ばかりだったので、製品の説明などを求めてくる人も少なく、普通商品知識を少しは持っておかないといけないもですが全然問題なしです。広告をだした時ぐらいは社長が朝早く出勤してきて、どれぐらいの注文が入ったかなどをチェックするのですが、年齢が70歳だったので、社長自身も厳しくなく、売上が少なかったとしても解決策を求めるわけではなく、広告の垂れながし状態でした。

1年くらいたった時に社長の32歳の息子が会社に入ってきて、別な会社で今まで修行していたみたいで、観た感じがかなりできる男で、もしかしてこのラクな状況ではなくなるの? と心配していましたが、結果から言うと全然ダメな男でした。マーケティング会社にいたらしく専門用語で毎日のように会議で改革しようと頑張っていましたが、全然結果を出せなくて、その怒りを最初は社員などにぶつけていましたが社員も呆れてしまって、その後はバイトにまであたるようになり、それから全員に息子は嫌われるようになり、誰も会話をしなくなって社長もあまりの人気のなさに肩を落としていました。

社長の息子なのでみんな言うことを聞いてくれると思っていたのでしょうが反対の結果になり、それからはかなり静かになりました。やっと元のラクなバイトが戻ってきて、しゃべっていても全然注意されず、息子も怒ることもできなかったですからね。確かに会社としては売上をだしていかないといけないのでしょうが、息子が改革しようとしたやり方が問題で、離職する人が全然いなかったので、何十年と勤めている社員ばかりで、その社員を変えるにはキリ口がヘタだったんです。そこのアルバイトはほとんどが役者や音楽、他にメインの仕事などをやっている人ばかりだったので会話も楽しく、仕事以外でもよく遊びに言ったり、バイト仲間の芝居を見に行ったりかなり世界観が広くなりましたね。

それから私は5年ぐらいそこでアルバイトをしたのですが、そこの給料は1500円だったので、もう他のアルバイトをする気にはなれません。1日10000円もらって、しゃっべって終わる仕事ですからバイトで辞める人がほとんどいなく、私が辞めるまで1人しか人が変わりませんでした。やはり仕事で人が変わったりしないと飽きるものですが、やはりみんな他にやりたい事があってそれが充実していたから続いたんでしょうね。その会社は今でもありますが、そのサプリ事業以外の事業を息子が立ち上げたらしいのですが全然上手くいってないらしく今でも暇は続いているみたいです。社長から3年目ぐらいの時に社員にならないか提案されましたが、社員の方から給料を聞いていて、バイトの方が給料良かったので社員はその時辞退しました。